2012/03/01

マメヒコの料理教室

 マメヒコ飯店を長く続けていくためには、

次の飯店の担い手であるスタッフを育ていかなくてはなりません。

料理を一手に担っている滝口さんが御年6 ?歳ですから急ぎの使命とも言えますね。

けれど、良いスタッフを育てるということは、

まずは良いお客さんがいなくてはどうにもならないのです。

美味しい牡蛎が育つためには湾の周辺の豊かな森が必要なように、

良いスタッフが育つためには良いお客さんが周りにいてくだすって初めて可能なのです。

こんな小っぽけな飯店にできることなどたかがしれてますが、千里の道も一歩から。

スタッフとお客さん合同の料理教室を春からやることにしました。

(いつものことながら論理が飛躍していますが)

 マメヒコに届く食材がいかに手間と暇をかけて作られ、

そしていかにそれを当たり前の顔をしボクらは食べているのか。

スタッフにはそういうことをことあるごとにマメヒコ研修という場で話しをしています。

その研修をそのまま料理教室にしたいと思いました。

日本の食材の生産現場や流通の過程に大きな問題がはらんでいることに異論は少ないでしょう。

けれど、それは日本という国の社会システムに起因しているというよりもむしろ、

ボクたち川下にいる人間の頭のなかにこそ問題があると考えるべきです。

そして、そのことに川下の何人かはうすうす気付いている。気付いてはいるが、

しらーっと、とぼけている。そのことが問題だと思うのです

(そんなことどっちでもいいよというヒトがいますが、それはそれでいいんです)。

マメヒコ飯店はそういうボクと滝口さんの長きに渡る食への執念みたいなものを

具現化させたカフェですから、遅かれ早かれこういうことはやるつもりでした。

 この教室は、みんなでエプロンをする巷の料理教室とは入り口が違います

(もちろん出口も違います)。

料理教室だから、料理が上手くなるんでしょうね、

という動機で参加した彼女は肩すかしを食らうはずです。

全く料理を作らない(エプロンをしない)料理教室にしようと思っているからです。

料理など作らず、話しにまつわるものを食べたり飲んだりしながら、

ただ参加するだけの料理教室なのです。

料理が上達することが教室の第一目的ではありませんから

(そもそも巷の料理教室で上達するヒトってどのくらいいるんだろう)、

誤解無きようお伝えしておきますね。

それよりも、すでに食に意識を持っているヒトたちが飯店に一同に集まることが

飯店のスタッフを育て、飯店を育てるひとつの道しるべになるとボクは思います。

まずは関心のあるうんと少数のヒトたちでひっそりと始めたいと思っています。

 



 

所 ウーダの谷の マメヒコ 飯店

期間 2012年4月から2012年7月

隔週土曜日9時30分から11時30分まで

参加費 各3,800円 最終回5,000円

第1回 4月 14日(土) 珈 琲

第2回 4月28日(土) 紅 茶

第3回 5月 12日(土) 中国茶

第4回 5月 26日(土) 小豆と大豆

第5回 6月 9日(土) 在来種の豆

第6回 6月23日(土) 食パン

第7回 7月 7日(土) ハタケについて

第8回 7月 21日(土) 豚 肉

第9回 7月 28日(土) ※ オフィスアワー

最終回 8月 3日(金) 最終回

夜19:00~ 夏の夜の食事会  

※ この日は皆さんからの質問や相談に応じます。



 

  • 名 前
  • 年 齢
  • 職 業
  • 大体のお住まい
  • 大体の学歴
  • 食べ物に対しての関心事  

を明記の上、
i nfo@mamehico.comまでご連絡ください。
こちらから※合否の連絡をさせて頂きます。

✚ 応募者全員がなんとなく参加するというのではなく、一応書類審査と、面談をし、こちらで合否を決めるという形をとっています。
✚ 全て出席できなくても構いません。好きなものだけ出ればいい。ただし面接をしてからの出席になります。
✚ 事前に参加日を必ず予約してください。お支払いは当日で構いません。
✚ 各回のテーマはなんの前触れもなく変わることがあります。

マメヒコ料理教室

2012/02/28

vol.107 料理番組の企画

Play

2/22 放送

料理番組をやるならこんなことがやりたいという夢があります。

どんな夢かって?

それは聞いてみて欲しいのですが、

たぶん苦笑されて終わってしまうからつまらないな。

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2012/02/26

ポットの先欠けについて

久しぶりに事務所の資材室を見たら

珈琲ポットが奥の奥の箱の中にどんどん溜まっていて、

偶々それを見つけたボクはポットを前にして、

色々と思惑しています。

 

先っぽが欠けた珈琲ポットたちは

負傷した兵士のように前線から外され、

野戦病院のように、この管理室に運ばれ段ボールの中に溜まっているのです。

 

ポットの先っぽはその美しいフォルムの代償として、

かちんと、少しでも堅いところに触れると、

欠けてしまう宿命を背負っています。

おそらく、欠けてしまう瞬間は食洗機の中で互いに

食器と食器がぶつかった場合が一番多いと思われ、

その、おそらくというのは、

大概の場合、その瞬間を目撃されることはなく、

手が滑って落としてしまったというようにハッキリと現場が目に見えることはなく、

ポットの先欠けは、いつの間にか欠けてしまっていました、

という見えないうちにその生命を終えています。

 

そうなったらおしまい。

ゴミです。

捨てましょう。使わないでね。

 

優しい口調だけれど、冷やかな女性たちの暗黙のルールが

お店の通年になっているらしく、

だから、どんどん資材室に

先欠けポットが溜まってしまっている状態なのです。

マメヒコで年間に捨てられたり割れて処分されたりする食器の量は

捨て猫や捨て犬の処分とおんなじ、

実は目を背けたくなるような数(計算してないけど金額もスゴイはず)なのです。

 

でも、溜まる一方と言うのも、

なにやらおかしいと思いませんか。

だってポイと捨ててはいないと言うことですから。

欠けたらその場でポイというルールを遂行するのなら、

溜まらないはずでしょう。

 

それは、恐らく、これもボクの勝手な推測ですが、

そういうルールはルールとしてあるのだけれど、

たぶんポイと一息に捨てるのは忍びないのでしょう。

だって、先が欠けているだけで、ポットとしての機能は何一つ問題ないのですから。

身体はまったく、どっこも異常ないのに、前歯が欠けただけで、

死を宣告されるなんてそれはあんまりじゃありませんか!?

そういう気持ちが女性スタッフの中にあるんだろうと思います。

(聞いてないから知らないし、たぶんなんにも考えていない可能性が大だけど)

 

 冷やかなルールを集団の一員として決定しておきながら、

運行する一個人となると、わたしはそこまで冷徹ではありませんよと、一員の立場から外れたようなことを言う。

「あたしが決めたんじゃないのよ、あたしは別段欠けてたってかまわないけれど、

みんなが、ダメって言うから、ごめんなさいね、捨てるわね、恨まないでね、さよなら」。

「あたしが決めたんじゃないのよ、あたしは別段かまわないけれど、

両親が、ダメって言うから、ごめんなさいね、別れましょう、恨まないでね、さよなら」。

 

食器類は欠けたら全く使わないというルールはわかりやすく、

反論の余地のない単純明快なルールだと思います。 

それでいいのです。それでいい。

ボクだってその一員の一人には違いないわけですし。

 

思惑しながらふと。

ボクはこっそりとこれらを店に戻すことを思いつきました。

ポットはポットとして、注ぎ口のフォルムはキュッとしているべきだし、

欠けにくそうな、いかにも頑丈ですっていう無骨なポットでお茶は飲みたくない。

かといって、先っぽにゴムがしてあるポットではもっと飲みたくないし、

かといってこの程度の、先が欠けてしまうものを、外してしまうのもどうかしら。

 

明快な理由などなく、なんとなく見捨てる気にならないなぁといういたずら心で

ボクは店に戻してみました。

スタッフはまた、すぐさま「欠け野郎」を見つけ出し、

前線からつまみ出してしまうでしょう。

そうしたら、ボクはまた、

それらを見つけてこっそり戻してやろうと思うのです。

 

欠けても構わず使いましょう、なんてルールを強要する気なんかさらさらなく、

いたずら、として戻してみる。

そう思いたったのです。

いたずらを思いたち実行するのは、ボクしかたぶんいないから。

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2012/02/25

セレンディップな島から⑦

アーユボーワン

 

スリランカの旅のつぶやき、最後になりましたマメヒコのヤスです。

最後はゴールで見かけた朝の風景、写真とともにご紹介しましょう。

 

§ 人なつっこい犬と水遊びの犬

朝は海岸も静か。砂浜で犬が遊泳していました。

海から岩場にジャンプ、犬泳ぎ・・・。

それをみていた遊歩道の犬に声をかけたら振り向いた。

こんな高いとこから下に下りるのが怖いんだろうな。

降りるにはグルリと回らなきゃならないもんね。

 

§ リス

野生のリスをよく見かけました。屋根から屋根へと飛び移ってすばしっこい。

屋根裏に紙くずを見つけて遊ぶリス。

 

§ 採れたて、朝市           

今日はいくらか?ってやっていました。

売りのおじさんと、交渉中のどこかのレストランシェフ。

日本にない野菜を聞いたら、ナス化らしい(縞々の円球)

日本語ではなんていうの?

と逆に聞かれる。

サヤインゲン(ドジョウインゲン)と白いんげんも売られていました。

 

フルーツ、マンゴー、パパイヤ、イチゴ、オレンジ、パインナップル、ライム

どれも美味しいスリランカ。

気温も夏でした。

成田に無事着きました。

雨で寒いですね。

さいごまでお付き合いいただき、どうもありがとうございました。 

 

おしまい

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2012/02/25

セレンディップな島から⑥

アーユボーワン

 

スリランカにて時差ぼけと、朝の大音量のお経で早起きになった、マメヒコのヤスです。

後半過ごしたゴールの町。

世界遺産ですが、度々スマトラ地震など津波被害に遭ってきた最近の背景もあります。

ものすごく高い石塀が、津波のあとでガガーッと削り取られていて、

生々しい跡がそのまま残っている場所もありました。

 

植民地時代の旧市街の町並みはコロニアル調で瓦屋根の低い建物ばかり。

どのお家も、どのホテルも、学校も図書館も、そして教会もギャラリーも

写真に撮りきれないほどのアーテイスティックな町です。

ぜひご興味ある方はこの町に数日滞在することを本当にオススメします。

 

そして、なにより安心感のある町でした。

なんでしょう。

適度にほっといてくれて、聞けばフレンドリー。

みんな良く掃除しているし、ゆったりと裸足で歩いているし、

朝早くからウォーキングをしていて、Good morning!とニコッと爽やかな挨拶ですれ違う。

過度な客引きは居ないし、Walking  around ,very nice!とだけ声をかけてくれる。

ニュアンスはどれも、Enjoy!なんですね。

 

今回2日半、運よく泊まれたのは、5部屋しかない小さなギャラリーホテル。

そこは、ジェフリー・バワの愛弟子がバワの建築哲学を継承しながらも、

独自の感覚で改装したホテルだそう。

夜は今季のマメヒコとおんなじジャンルの音楽が流れていました。

もともと小ホテルの学生寮で、その後印刷所として利用。

その後改装したそうで、控えめな佇まいで一部屋づつ全部違うお部屋でした。

部屋番号も番号でなく・・・

「History」「Art」「Geography」・・・私の部屋は写真のとおり(笑)。

こういうのはアイデアだなと思いました。

 

ゴールの町はほとんどがツアー客で観光地として立ち寄る場所。

ツアーだとおそらく1泊のみ。

連泊となると、個人で予約が主で、コロンボからも遠いです。

ヌワラエリアへいけなくて、ゴールに決めたときは、こんなにもセレンディップな場所だとはおもいませんでしたが、時間がゆったり流れた町でした。

お世話になったカフェの看板(写真)

絞りたてのライムジュースが美味しい。

ブログ、ここで書いてました。

 

つづく

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2012/02/25

セレンディップな島から⑤

アーユボーワン

 

スリランカの旅も終盤。マメヒコのヤスです。

お店を留守にしてます。もうちょっとで帰りますので、スタッフみんなでよろしくおねがいします

 

スタッフもきっと興味あるでしょう。

最後まで触れずにいた紅茶について。

スリランカ紅茶はセイロン紅茶とも呼ばれ、代表的なのは世界三大銘茶のひとつ、Uva(ウバ)。

①でも触れましたが、旅プラン当初の目的は高地ヌワラエリアのティーファクトリーに泊まり、

茶園で過ごすこと。

このプランはかなわず、次回の楽しみになってしまったので、

都市部コロンボと二番目の滞在地ゴールでは、ホテルのティーラウンジやカフェ、

茶葉を販売しているショップに出かけてみました。

 

スタイルとポットの中身

真っ白い食器がずらっとテーブルにセッティング。

紅茶を楽しむ時間がここから始まります。

カップ&ソーサー、シュガー、温めたたっぷりのミルク、

そしてお店によってさまざまなフォルムのティーポット。

ここに茶漉しが付いてくると、さらに楽しみ倍増。

おっ!中に茶葉が入っているんだ・・・とわかるのですから。

つまり、差し湯も可能。一杯ごとに自由に飲む楽しみが増えるんです。

日本でもそうですが、本場スリランカでもほとんど茶葉が入っていなく、

都市部のコロンボでも茶葉入りポットに出会えませんでした。(もっと探せば出会えたかもですが)

いわゆる、適度な濃さで抽出された紅茶がティーポットに入ってきます。

いろんな面で便利なんだけど、ね。

ただ、ヌワラエリアに行けなくても、なんと1件出会えました。

 

そこは、ゆったりと時間が流れるスリランカ最南端で世界遺産の町ゴール。

300年の歴史ある高級ホテル「アマンガラ」のティーラウンジ。

入っていたセイロン紅茶もフルリーフのもので、味わいに深みがありました。

もちろんサンドゥイッチや焼き菓子、フルーツなど3段に盛られたハイティーと呼ばれるスタイルもメニューにありました。

 

ポルトガル、オランダ、イギリスの順に植民地化にあったゴールの町。町並みもステキです。

その中でも格調高いホテル「アマンガラ」。

古き良きものに改装、補修を加えながらも、ベーシックなスタイルは守っていきましょうという考えが、

建物とその周辺にも根付いていて、ティーラウンジのクオリティからも感じられました。

マメヒコでも茶葉を入れたまま、紅茶をサーブするスタイルですが、

変えたくないな、、、とあらためて思いました。

 

スリランカ紅茶局

なんか名前が郵便局みたいで、ガイドブックで見つけたときからかなり興味ありました。

紅茶局は国営のショップ。

聞くと教えてくれるスリランカンは、みんなおっしゃっていましたが、

空港や他の場所で、茶葉を買うと高いよと。

Tea Boardにいきなさい!Tea Boardに行ったか?と。

 

灼熱の暑さの中、歩いてたどり着きました。(日本人だということで、3輪簡易タクシー:トゥクトゥクの客引きをNo!と振り払いつつ・・・)

店内は音楽もかかっていなく、飾りっ気なく、いたって地味。

試飲はできないものの、賞味期限表示をみると、新しく、代表的名メーカーから、

コアなメーカーまで、種類サイズも豊富。

適正価格で販売されていて(むしろ問屋のように安い)、なるほどなと感じました。

 

サリーを纏った女性店員が老若交じりで店番。

いろいろ質問すると、結構真剣に答えて教えてくれました。

そして茶葉を指標するアルファベット、OP、BOP、FBOP・・・とかありますが、

細かい分類された指標サンプルが、棚いっぱいにずらっと並んでいました。

スリランカ紅茶局、紅茶好きの方にはぜひオススメです!

 

つづく

2012/02/25

マメとクルミの朝 vol.2 第4回

第4回 2月25日(土)マメとクルミの朝 井川

 

前日から続いている雨の中、今日も大勢の人が集まってくれました。

いま新たに企画している、「料理教室」のことについて。と、いろんなお話。

 

・ 「マメヒコ飯店」で、料理教室をやろうと思っている

 

・「牡蠣を育てるには森を育てる」・・・湾の森が伐採される→森のミネラルが海にこない→牡蠣が育たない

 

・ 店を育てるには、スタッフと同時にお客さんを育てないと

 

・ なんでも受け入れてくれるお客さんをつくらないと

 

・  混んでる時は深煎り、暇なときには浅煎りを頼んでもらった方がいい。深煎りには「酸」がないから、マシンで落としておくことができる。20〜30分ならポットで保存しておいても味が代わらないから。「酸」のある浅煎りはその都度豆を挽いて手淹れしないといけないので、時間がかかる。メニューには書けないそういう事情を、知ってた方が何倍かたのしめるのでは。

 

・  マメヒコの「使い方」をわかってもらった方がいい

 

・ 人間は甘くて酸っぱくて脂っこいものが好き

 

・ 例えばハンバーガーはピクルスかケチャップが入ってないと美味しくない

 

・ 料理教室は、味のくみあわせを考える会にしたい

 

・ コーヒーはとても酸っぱいのみもの

 

・ 酸を消すには・・・1、酸が飛ぶまで焦がす(焙煎)2、砂糖を入れる

 

・  表面からみたらわからないけれど、横からみると層になっていることがいくらでもある

 

・  迷惑はかけた方がいい。たのしい。記憶に残る。

 

・  例えば、5人家族のお父さんが家族で映画館にいくとして。事前にネット予約をしておくよりも、当日映画館で、座っているお客さんに、お父さんが直接席を譲ってくれるようお願いした方がずっといい。お礼にポップコーンをあげたりして。その方が子供に記憶に残る。

 

・ システムが不完全だと、思いがけない人と人との関わりができたり、うれしい出会いがある。昔は駅員さんに感謝する出来事は起こり得たけれど、自動改札となったいまはなくなり、「PASMOありがとう」とは誰も思わない。

 

・ ストーリーがあって、それを知った上で料理を食べた方が絶対においしい。そういう料理教室をやりたい。

 

 

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2012/02/24

セレンディップな島から④

アーユボーワン

 

スリランカでカレーを食べるたびに、恥ずかしながら汗が止まらないマメヒコのヤスです。

食べたカレーの種類をザーッとあげてみましょう。

 

それぞれ種類ごとにルーの色が違うし、

いわゆるサラッとしたルーで、小麦粉やバターをベースの欧風カレーのルーではないから、

たくさん食べても胃もたれしにくいんです。

ただしホット!!辛いっす!

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ダルカレー(豆、アズキ)、チキンカレー、ビーフカレー、ブラックポークカレー、

ロブスターカレー、フィッシュカレー、

ベジタブルカレー(鞘インゲン豆、カボチャ、ダイコン、ジャガイモ、マッシュルーム)

◊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◊

付け合せはいろいろあったんですが(福神漬けやマメヒコカレーでいう豆もやしのマリネ)

一番印象的なのは、ココナッツサンボル。

写真にものせました。今まで日本で食べたことないです。

ココナッツの和え物で、甘酸っぱくて、スパイシー。

(削りココナッツ、レッドオニオン、チリ、ライム、マスタードシード、青唐辛子)

海岸沿いの植物はほとんどがココナッツ。

たわわにココナッツが実っていて、ふんだんに採れるからこそできる料理。

日本ではできないですねー。

 

つづく

 

 

2012/02/24

リンゴの実について

新年度の採用を始めました。

ざっと春からやることだけでも、

✚ マメヒコの店内だけで見られる映画=マメヒコピクチャーズ、その制作、上映。

✚ 店内だけで配布している雑誌=M-Hicoエムヒコ、の作成。

✚ エフエム富士[83.0MHz] での新番組、Radio Mame-Hico

✚ エフエム世田谷のコーナー番組、マメとクルミラジオ、

✚ 雪が融ければ、北海道、十勝平野での3年目の畑

 

通常営業以外にこんだけあって、通常営業だってあなた、

朝8時から、夜11時まで、ほぼ無休で3店舗やるというのは、

実はそれなりに大変なのでありましてね。

 

それなのに、さらにこんなに、すべて新しいことをやるなんていうのは、

「まったく、よくやるわねぇ」、と、声を揃えて呆れられているこの頃なのです。

 

でも、実は昔から大変なことをやってきたわけで、

その昔と今を単純に比べるとですね(単純に比べるなんてことは不可能と承知で)、

今の方が昔よりずっとラクだよな、と、この頃、いつも思うのです。

(さらに言うと、その頃にいたスタッフはもう誰もいないから、

昔と今のマメヒコを比較できるのは、ボクくらいなものなのです。

マメヒコを1番長く続けてるのは何を隠そうボクなわけで、それもたった一人で!?

それはスゴイことじゃないですか!?)

 

では、どうして、昔より大がかりなことに取り組んでいるわりに、

楽チンと感じてしまうのかと、六本木にあるお気に入りカフェで

チャイラテを飲みながら考えてみたんです。

 

まず、マメヒコ生活にボク自身が慣れて、苦を苦と思わなくなった。

という仮説Ⅰが思いつきます。

 

高原でマラソンのトレーニングをすると、

最初は苦しいけれど、徐々に空気の薄いことに身体が慣れてきて、

心肺能力が高まり、いつのまにかスゴイからだができあがっている。

その身体で、酸素のたっぷりあるホノルルあたりで走ったら、

もう楽チン楽チンとなってしまった。みたいな。

 

けど、それはきっぱりと違います。

ボクの心肺能力が高まっているという感じは、もうまったくない。

(マメヒコマラソンに必要とされている心肺機能とはなんでしょうか)

苦に対しては過剰なほど敏感だし、高まるなんてアナタ、

衰えを感じることはあっても、高まりを感じるなんてことはまるでない。

 

年をとって丸くなったんじゃないか。という仮説Ⅱも成り立ちますね。

たしかに、年を取ると丸くなると言いますね。

水戸黄門みたいなね。どんなことでもカカカと笑って、許しちゃうって言う。

けど、どうもボクはそうではない気がしてるんです。

年を取って、さらに怒りっぽくなってる気がするし、

特に、好き嫌いはハッキリしていて、

紐を結ぶ靴などめんどくさいと、あるとき以来まったく紐靴は履いていないし、

冠婚葬祭も行くと虚しさだけが募るばかりで、

よっぽどじゃないと出席しないことにしてしまったし、

日中でも眠たかったら、処構わず横になって寝てしまうし。

丸いとはおよそほど遠い、イガイガ虫みたいになっている。

 

ボクなりに考え、そして出した結論は、結局のところ、

フルーツの無いところでフルーツを食べたければ育てるしかない、

ということじゃないかと思うんですよね。

 

オレンジが食べたい。アップルが食べたい。そう思いたち、

サンダル引っかけて、八百屋に行って、スーパーに行って、

アップル、アップルと言えば、ふじでも、

つがるでもジョナゴールドでも買えるならそれで良い。

 

けれどね。

もしここが人里少ない小さな島で、ボクはこの灼熱の島で、

あの清々しいアップルを食べたいと思ってしまったら

(たぶんバナナがぶら下がってたらそれで済ますとは思うけど)、

林檎の種を植えて、木を育て、実がなるのを待つしかないんだろうと思う。

それ以外に何か方法があるなら教えて欲しい、と言うことですね。

 

リンゴはほかの品種の花粉が雌しべに付いてはじめて受精する性質があるので、

実をつけるために2つ以上の品種が必要です。

もし1本だけだと花が咲き、小さな実を付けるけど、

直径1cmぐらいで落ちてしまう。

そして桃栗3年、柿8年とは、リンゴとて同じことで、

やっぱり種を地面にまいてから、10年くらいの年月を経てようやく実が成る。

 

まぁ、その、そーゆーことじゃないかと思うんですね。

リンゴの成らない木を育てていた頃より、

小さくとも実がついていれば日々の苦労は相対的に薄れていくという理屈が、

たぶん一番しっくりする。

 

そして、そーゆーことはそこのあなたにも言えることじゃないかなと思います。

2012/02/24

マメとクルミの朝 vol.2 第3回

第3回 2月18日(土)マメとクルミの朝 影山

 

シーズン2に入って、影山氏おひとりの回はこの日が初めて。なので、自己紹介を兼ねてこれまでのご自身の歩んできた道のりを辿りながら、「経済」のおはなしをしてくれました。

 

・ ただ流されるままにきただけ。自分で選んでない。

 

・ いつでも流されてから、自分を正当化するために説明づけをしている。

 

・ 自分の意思で決めたのは、西国分寺にコミュニティハウスを建てたときが初めてだった。

 

・ その仕事に関わっている人の望みや意図に関わらず、メカニズムとして経済は成長していく。

 

・ たとえば瞬間接着剤。「モノを創る」ことより「モノを直す」ことに使われる方が圧倒的に多い。安いものは修理せず使い捨てる。高いものは、瞬間接着剤では直さない。・・・「安い」か「高い」かが極端な日本では、使用用途がたかが知れている。

→海外進出しかない。

 

・ 放っておけば、経済は「グローバル」に発展してゆく。「ローカル」に発展していくことはごくまれ。

 

・「公」と「共」は違う。

 

・ ひろくあまねく、100人いたら100人差別なく面倒をみるのが「公」。(=税金が使われる)

 

・ 税金は、人の幸せの面倒をみることよりも、人の不幸の面倒をみる(最小化する)ために使われることの方が多い。

 

・ ある個人の日々の暮らしや、その人の周囲の人々の幸せを守るのが「共」。(=税金は関わらない)

 

 ・ 自分は、より「ローカル」で「共」な経済活動を促進させたい。

 

・1キロ1000円のカリフォルニア産くるみではなく、1キロ3000円の国産くるみを使う理由は・・・実際に長野県のくるみ農家を訪ねたときに、その「風情」を守りたいと思ったから。守りたいのは「農業」ではなく、くるみの町で人々が手間ひまをかけてくるみを採取している光景、風情を守りたいと思った。

 

・ 経営コンサルタントの仕事を続けていたら、客観的な人間になってしまうと危機感を感じ、転職を決めた。いまはようやく「当事者」として主観でモノを動かすということをしている。