2007年8月27日

マメヒコに受かるコツ/井川

dsc_0149.jpg 

「集まりました? スタッフ?」
「いえ、まだ」
が最近のお決まりの挨拶になってる井川です。

今日も事務所で一日面接三昧。
わざわざ事務所まで来てくれた皆さん。
ありがとうございましたね。
だいたいボクの面接は、ほとんどボクが一人でしゃべってるんですけど、
ひとりあたり2時間くらいが普通です。
短い人もいるけど、大体長い。

でもね、でもね。
ボクが一人で伸ばしてるんじゃないのよ。お願い信じて。
着陸できずに旋回している飛行機みたいなヒトがいるの。
マメヒコで働きたいけど働けるかなというヒトがいるのよ。

この仕事は大変だからね。
応募してくれたひとには、まずその大変さを伝えます。
そこで怖気ずいちゃうヒトがほとんどです。

話しているうちに、どんどん顔が明るくなって、
ウキウキしてくるヒトもいるんだけど。
やっぱり、そういうヒトは採用しちゃうね。

きっと、たぶん、そういうヒトは働いてからの自分の姿がボクの話を通して、
想像できてるんだとおもう。
自分が働いている姿をある程度想像できないとこの仕事はダメです。
入ってからが大変です。気持ちがブレちゃって。

働く前に想像した理想の自分に1cmでも近づこうという気持ちが、
その後の自分を支えるわけですから。
いまはネットで応募する人が多くて、気持ちが固まらずに
なんとなくクリックして面接に来る人が多い。

そういうヒトはボクと話しながら、自分の気持ちを整理する。
うわっタイヘンそう。ほんとにワタシはこの仕事をヤリタイのかしら。

ワタシ?ヤリタイ?ヤレナイ?ヤル?ヤレルカナ?ヤレマスカ?ヤレマセン。

2時間くらいクルクル、クルクル、管制塔の周りを旋回してる。
その結論をボクはひたすら待ってるわけです。
力尽きて落っこっちゃう子もいるし、
決意して、ハイ、ヤリマスって言って帰った後に、
ヤッパリ辞メマシタ、っていうのも多い。
タッチ&ゴーだね。

だから、言いたいのね。

とりあえず、志望してきてるんだからさ、
働きたいです。お願いします。って言いなさいよ。

ワタシここで働けるですか?
お願いされたら働いてあげてもいいですか?
けれど、ワタシにできますか?
アナタ、ワタクシ辞めません自信ありますか?

シラネーヨ(;;`o´)

いやいやでもでも、マメヒコ1日体験とか必要なのかもね。
お試しして気に入ったら応募してねみたいな。本とヒトがヒトを採るのは難しいね。

さて現場は、今朝まで徹夜で照明工事。
お店は紆余曲折で大々的に遅れてるけど、
なんとか30日には完成予定です。

現場にいると、通りすがりのお客さんも声かけてくれたりしてね。
昨日コギャルが渋谷店のポスター見て、
「エッ、ココ、マメヒコになんのー。マジィ、ビックリ?」
とかつってて、マジ、ビックリ。

面白くてためになる渋谷マメヒコを作ってるよって、
しばしお待ちを。
明日から8日間、三茶は改修工事やさかいお休みどす。
厳しい残暑、マメヒコの無い生活をしばしご辛抱しておくれやす。

京都から来たヒトとさっきまで面接してたから、突然、京言葉なんどす。

マメヒコに受かるコツ/井川

dsc_0149.jpg 

「集まりました? スタッフ?」
「いえ、まだ」
が最近のお決まりの挨拶になってる井川です。

今日も事務所で一日面接三昧。
わざわざ事務所まで来てくれた皆さん。
ありがとうございましたね。
だいたいボクの面接は、ほとんどボクが一人でしゃべってるんですけど、
ひとりあたり2時間くらいが普通です。
短い人もいるけど、大体長い。

でもね、でもね。
ボクが一人で伸ばしてるんじゃないのよ。お願い信じて。
着陸できずに旋回している飛行機みたいなヒトがいるの。
マメヒコで働きたいけど働けるかなというヒトがいるのよ。

この仕事は大変だからね。
応募してくれたひとには、まずその大変さを伝えます。
そこで怖気ずいちゃうヒトがほとんどです。

話しているうちに、どんどん顔が明るくなって、
ウキウキしてくるヒトもいるんだけど。
やっぱり、そういうヒトは採用しちゃうね。

きっと、たぶん、そういうヒトは働いてからの自分の姿がボクの話を通して、
想像できてるんだとおもう。
自分が働いている姿をある程度想像できないとこの仕事はダメです。
入ってからが大変です。気持ちがブレちゃって。

働く前に想像した理想の自分に1cmでも近づこうという気持ちが、
その後の自分を支えるわけですから。
いまはネットで応募する人が多くて、気持ちが固まらずに
なんとなくクリックして面接に来る人が多い。

そういうヒトはボクと話しながら、自分の気持ちを整理する。
うわっタイヘンそう。ほんとにワタシはこの仕事をヤリタイのかしら。

ワタシ?ヤリタイ?ヤレナイ?ヤル?ヤレルカナ?ヤレマスカ?ヤレマセン。

2時間くらいクルクル、クルクル、管制塔の周りを旋回してる。
その結論をボクはひたすら待ってるわけです。
力尽きて落っこっちゃう子もいるし、
決意して、ハイ、ヤリマスって言って帰った後に、
ヤッパリ辞メマシタ、っていうのも多い。
タッチ&ゴーだね。

だから、言いたいのね。

とりあえず、志望してきてるんだからさ、
働きたいです。お願いします。って言いなさいよ。

ワタシここで働けるですか?
お願いされたら働いてあげてもいいですか?
けれど、ワタシにできますか?
アナタ、ワタクシ辞めません自信ありますか?

シラネーヨ(;;`o´)

いやいやでもでも、マメヒコ1日体験とか必要なのかもね。
お試しして気に入ったら応募してねみたいな。本とヒトがヒトを採るのは難しいね。

さて現場は、今朝まで徹夜で照明工事。
お店は紆余曲折で大々的に遅れてるけど、
なんとか30日には完成予定です。

現場にいると、通りすがりのお客さんも声かけてくれたりしてね。
昨日コギャルが渋谷店のポスター見て、
「エッ、ココ、マメヒコになんのー。マジィ、ビックリ?」
とかつってて、マジ、ビックリ。

面白くてためになる渋谷マメヒコを作ってるよって、
しばしお待ちを。
明日から8日間、三茶は改修工事やさかいお休みどす。
厳しい残暑、マメヒコの無い生活をしばしご辛抱しておくれやす。

京都から来たヒトとさっきまで面接してたから、突然、京言葉なんどす。

2007年8月16日

ジョバッチィ / 井川

photo.jpg 

いやー暑いね。
もー暑いって言葉じゃ足らないよね。
暑いの上のコトバ作ってほしいよね。
ジョバッチィ。とかね。
ジョバッチィくて熱中症にかかっちゃうよね。
もーこんなにジョバッチィのでね。
スタッフ集まんないよね。
ジョバッチィから仕方ないよね。
渋谷店オープンしなくてもジョバッチィからいいよね。
渋谷はジョバッチィくなくなってからでいいよね。

一つ前のブログにあったとおり、ボクはいま毎日、
現場でペンキ塗ってんの。
芝居で飯食えねーから、今は塗装屋。
みたいな。
三茶はクーラー効いてんのか!ジョバッチィ。

大工さんたちはお盆休みなので、
その間に井川塗装が、柱塗ったりトイレ塗ったりしてるわけ。
これが随分とボリュームあるんだ。ジョバッチィ。
チョコチョコじゃねんだ。ジョバッチィ。
養生だけで大変なんだよ。ジョバッチィ。

床と壁は秀平組が仕上げてくれまして、
あっそうそう。結局ハツったよ。床。
足元を見てごらん、それがアナタの未来。
二回ほど近所の方に怒鳴られたけどハツった。

で。

9/1 オープン予定で進めていた工事も終盤。
工事も何とか間に合いそうだし、
色々と牛乳だの卵だのホエー豚だのを、
北海道からそろそろ送ってもらわなくてはいけないんだけど。

毎日、三茶では、渋谷店のことを豆Gが聞かれるそうで、
楽しみにしてますって言ってくれてるお客さんが多いみたいですけど。
あっ、最近ブログが更新されてないから、よっちゃん(ボクの小さいときの呼び名)順調なのかと思ったでしょ。
便りのないのがよい知らせみたいな。元気にしてると思ったでしょ。
ブブー。
気分は横綱。きっときっと9/1にはオープンできないの。

だってだってだってだって。
スタッフが足りないんだもの。
セブンイレブンで立ち読みした六星占術によると、
ボクは霊合星人の水星人の-で、今年は最高の年なんだって。
なにやってもうまくいくって。

ほんとかよー。
もー書ききれないくらいに困ったことだらけ。
困ったことのデパート。
三茶のクーラーはジョバッチィくて効かないし。
渋谷にあわせて三茶は28日から一週間お休みにしけど、
歩調合わないし。

さよなら日本。
ボクには日本はジョバッチィ過ぎました。
明日の朝、モンゴルに帰ります。♪ 白い恋人 ♪ 

2007年8月 3日

岐路ろ/井川

壁は壊すことになりまして、えー、まーなんとか
今日もう一度ここまで立て直すところまで行きました。

1.jpg

今日は左官の秀平さんが現場に見に来ました。
渋谷のお店の壁を塗ってもらうんです。
ボクが思い描いているイメージは、
7メートルもある豆のテーブルは大木を森で伐って、
そこにみんなで椅子を持ってきて座ってお茶してるという風にしたいわけです。
だからテーブルの先にある秀平さんに塗ってもらう壁は倒木の枝葉をイメージさせたいわけ。

当初は豆をね、混ぜ込んで塗ってもらおうかとも思ったんだけどさ。
マメヒコで壁に豆塗るなんてなんか馬鹿みたいでしょ。
なんか当たり前すぎて。
それよりは遠くから見て、
何なのあの緑の壁。話し聞いて。あっそーなのふーん。
なんかキレイね。ってもんにしたいわけ。

店内の床もフローリングなんてもう当たり前だし、
だから左官で土間にしてもらおうという計画なんですぅ。

秀平さんとあれこれ話して、じゃ、こんな風にしましょ。
じゃぁ6日からの工事よろしく、ってなったところで問題が発覚。

秀平「このままの床じゃ土間は塗れんな」

一同「・・・」

秀平「いまある床をはつってからじゃなきゃ塗れん」

3.jpg 

秀平さんいわく。

コンクリートの床がいまあるわけです。
そこの上にコンクリートをベースとした土間を塗って作る計画なんだけど、
そうなると、もとからあるコンクリートと新しいコンクリートが二つの層になるわけですね。
新しく塗ったコンクリートはやがて乾いて収縮し、そこからひびが入り、
いずれ、その割れ目からはがれて、床のすべてが剥離して大変なことになると。
だから、新しいコンクリートをはがれにくくするために今あるコンクリートを削る必要がありますよと。
相当広い床を、今からガガガガと削るというのか。
現場監督が切り出しました。
「それはできません」と。
そりゃそうよ。一体いくらかかるんだよ。どんだけの時間かかるんだよ。

現場監督「隣のビルは録音スタジオで、むかえのビルは三味線教室なんです」
ボク「 |||||(´ω`;)||||| 」

聞いたところ今までも、何度も「音がうるさい」と叱られてるんだって。
知らなかった。すいません。うるさくしました。以後気をつけます。
ってその矢先に全部の床をハツルだなんて。
ハツレませんと現場監督。ハツラなきゃハガレますと秀平さん。

二人「さぁー。ハツリますか。、ハガレますか、さぁさぁどっち!」

西に日が沈み、秀平さんが帰った現場にさらにもうひとつ重大な問題が発覚。
棚の設置を予定していた箇所の幅4メートルもの板の木目が、どうもおかしなことに。
なんじゃこりゃ。同じ木目がループしている。
言われたとおりに発注してきたモンなんだっていうけど。気に入らないなら、剥がしますよ大変だけどと。それとも別な板を探してきて上から張ったほうがいいのか。

「ハガシますか。、ハリますか、さぁさぁどっち!」

ボクのまえにいくつもの岐路が網目のように張り巡らされていて。

2.jpg 

♪♪ほーら、足元をみぃーてごらん。これが、あなたの歩む道。
♪♪ほーら、前を見てごーらん。これが、あなたの未来。

つづく。

2007年8月 1日

あなたは壁を壊せますか。/井川

渋谷のオープン日を9/1としました。

とはいえ、まだまだ解決しなければならない問題が山積みで、
ほんとに9/1に船出できるか分からないのがほんとのところ。

連日現場に行っているのだけれど、
今の状況はやっと全体の壁ができて、店らしくなってきてというところ。
けど。けどね。

実際書いた図面が、
できていくということは、あーしまった!というところが
いっぱい見つかるということでもあるの。

平面図では分からなかったしまった!がいっぱい出てきたわけで。

入り口から左奥に向かって、
まっすぐ7メートルの無垢の豆の木のテーブルが、
今回の渋谷店の目玉のひとつ。
けれど、そのテーブルを挟む厨房と一段上がった客席の壁の
間隔がなんとなく狭い。

今回の渋谷の場所は大きな太いコンクリートの柱が2本あって、
その柱をいかに生かすかというところに苦心したの。
柱と柱のあいだに一文字に長いテーブルを配置することで、
空間を広くシャープに見せようと思ったのだけれど、
その計画があだとなって、どうにも、店内がせまくなっている。

まだテーブルはきてないから。
けど、ほこりっぽい現場で想像力を働かせてみる。

満席の店内。

入り口近くに座った老婆がトイレへ。

「ウシロ、スイマセン、アラ、スイマセン」
7メートルのテーブルの後ろをカニ歩きする老婆。
スタッフも「シツレイシマシタ」とかいいながら、水とかこぼしまくってる。
『ナンナノコレ、ナンナノコレ、狭スギル』

これは致命的な欠陥です。
・厨房を壊す。
・テーブルを細くする。
・客席の壁を奥に引っ込める。
・狭いけど無視する、の4択。

客席の壁は、鉄で作った特注の枠が乗っかっていて、
そのために芯が頑丈に作られてるの。
大工さんが1週間かけて作ったその壁を壊して
作り直せというのは大変な手間です。

そして、その乗っかってる特注の鉄枠も、
一緒に寸法を変えて作り直さなくちゃいけない。

「あの、壊せますか・・・」

「工期が伸びてもよくて、資金がさらにさらにかかってもよいのなら、
直せといわれれば直せますけど。さてどうしますか」
直せるなら直さなきゃね。
壊せるなら壊さなきゃね。

9/1に船出できるかまだまだ分からない。

壁を壊すということは、自分の壁を壊さなくてはならないということ。

問われているのはボクなのだ。

あなたは壁を壊せますか。/井川

渋谷のオープン日を9/1としました。

とはいえ、まだまだ解決しなければならない問題が山積みで、
ほんとに9/1に船出できるか分からないのがほんとのところ。

連日現場に行っているのだけれど、
今の状況はやっと全体の壁ができて、店らしくなってきてというところ。
けど。けどね。

実際書いた図面が、
できていくということは、あーしまった!というところが
いっぱい見つかるということでもあるの。

平面図では分からなかったしまった!がいっぱい出てきたわけで。

入り口から左奥に向かって、
まっすぐ7メートルの無垢の豆の木のテーブルが、
今回の渋谷店の目玉のひとつ。
けれど、そのテーブルを挟む厨房と一段上がった客席の壁の
間隔がなんとなく狭い。

今回の渋谷の場所は大きな太いコンクリートの柱が2本あって、
その柱をいかに生かすかというところに苦心したの。
柱と柱のあいだに一文字に長いテーブルを配置することで、
空間を広くシャープに見せようと思ったのだけれど、
その計画があだとなって、どうにも、店内がせまくなっている。

まだテーブルはきてないから。
けど、ほこりっぽい現場で想像力を働かせてみる。

満席の店内。

入り口近くに座った老婆がトイレへ。

「ウシロ、スイマセン、アラ、スイマセン」
7メートルのテーブルの後ろをカニ歩きする老婆。
スタッフも「シツレイシマシタ」とかいいながら、水とかこぼしまくってる。
『ナンナノコレ、ナンナノコレ、狭スギル』

これは致命的な欠陥です。
・厨房を壊す。
・テーブルを細くする。
・客席の壁を奥に引っ込める。
・狭いけど無視する、の4択。

客席の壁は、鉄で作った特注の枠が乗っかっていて、
そのために芯が頑丈に作られてるの。
大工さんが1週間かけて作ったその壁を壊して
作り直せというのは大変な手間です。

そして、その乗っかってる特注の鉄枠も、
一緒に寸法を変えて作り直さなくちゃいけない。

「あの、壊せますか・・・」

「工期が伸びてもよくて、資金がさらにさらにかかってもよいのなら、
直せといわれれば直せますけど。さてどうしますか」
直せるなら直さなきゃね。
壊せるなら壊さなきゃね。

9/1に船出できるかまだまだ分からない。

壁を壊すということは、自分の壁を壊さなくてはならないということ。

問われているのはボクなのだ。