ハレの日の仕度

こんにちは!MAMEHICO のトモです!


先日、銀座店にクリスマスツリーが飾られました。

みんなに手伝ってもらって、
大きなクリスマスツリーが銀座の店に点りました。

もともと天井の高い公園通りにあったツリーだけど、
銀座店も天井が高いのでぴったりでした。

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今読んでいる本で
「ハレ」の日、についてこんな一節が書かれていました。

大正12年の年末の話。
東京は大震災に巻き込まれ、街は崩壊し、まだ復興ままならないときのこと。

正月祝いについて、ある夫婦は、意見が食い違っていました。

「まさかこんなときに、祝いごとなどするものか」と、反対する夫に対し、妻は諭しました。

「こういう時だからこそ、お祝いせねばなりませぬ。

人間の心というのは弱いもの。いつでも忍耐ばかりでは、息も続かなくなります。

それに、ハレの日を家族で過ごさねば、一家はまとまらぬものです。ふだん叱られてばかりの子ども達も、この日は無礼講にしてやらねば。あの子らも、気の毒ですから。」

そして、1月1日。
この家族は、妻の言う通り、正月祝いを行います。
家族全員分の着物を新調し。整えた部屋に全員、顔を揃え。新年の挨拶をしたのでした。

新調した、といっても
生活のために着物を売る人が多かったため、歩けばすぐに新品同様の古着が見つかったそう。それを、子ども達の身の丈に合わせて仕立て直し、まるであつらえたかのような一張羅にしてみせた。

こんな、話でした。

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読みながら、なるほど、と思いました。

私たち(マメヒコスタッフ)は、クリスマスやお正月、スタッフの誕生日には、なにかと全員集まって食事をする、ということがあります。

「別に、本人を喜ばせよう、なんて気はないんだよ。ただ、全員で集まる口実が、あった方がいいでしょ。」という、井川さん。

この言葉の意味が、
ストンと腑に落ちた気がしました。

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さてさて。
三茶店も、そろそろツリーを飾ろうと思っています。
(今年はバタバタしていたら、遅くなってしまいました…。。。)

11/27(日)の夜に
三茶店のツリーを飾ります。

このブログを読んでいる方で、来られる方がいたら、
ぜひ、一緒に飾りましょう。

ハレの支度は、
人が多ければ多いほど、楽しいのです。

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