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伝えたいこと。

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第4回面白可笑ひこ無事終わりました!

こんにちは!
MAMEHICOエンターテインメント部の、セツオこと永井です。

第4回面白可笑ひこが無事終わりました。
ご来場頂いたみなさま、どうもありがとうございました。
とてもスリリングで、楽しい回でした。

今回は、本番前日に台本が白紙に戻るという、大事件が起きました。
当日、ボクら何をやるのか分からないまま、会場入りしました。

会場で台本を読み、説明を受けました。
舞台は、オーディション会場という設定。
客席にいる人は全員オーディションの参加者。
抽選で当たったら舞台に上がり、審査を受ける。
こういった流れ。

決まったセリフはありません。
とにかく自分の人生を、 
オーディションに合格したい意気込みに変換して語る。

ルールは「ちゃんと芝居で表現すること」

役者でもない僕たちが、アドリブで人生を語るという

新しい試みがどう転ぶのか、不安でもあり楽しみでもありました。

今回は出番の時以外、演者も客席にいたので、
リアルなお客さんとして演劇を楽しむことができました。

初めてお芝居にチャレンジする仲間が、
精一杯を披露している様を観て心を打たれました。
と同時に「負けてられない」という、負けず嫌いマインドを刺激されました。

ボクらは演劇がやりたくてやりたくてしょうがない人の
集まりではありません。
むしろ可能な限り目立ちたくない、という人達が
何の因果かMAMEHICOに関わり、舞台に上がっています。

そのような人たちの精一杯を見せつけられた後に
舞台に上がるのは、武者震いがしました。

さて、一言でアドリブの演劇と言っても、
成立させるのは簡単ではありません。 
演劇は準備に時間のかかるものだからです。

打ち上げの時、演出の井川さんが言いました。

「事前準備よりも、日頃の準備が大事」

イベントのための準備よりも、
日頃の積み重ねが本番を作る、ということです。

例えば、ボクはアドリブで『翼をください』という歌を歌いました。
ところが、この曲をなんとなくしか知りません。
そして、そもそもボクは歌を歌うのが苦手です。
初めての曲をピアノ伴奏で歌うなんて、かなりの無理ゲーなのです。

こんなことは本来成立しない。
成立させられたのはまわりのみんなの日頃の準備があったからです。

まず、突如決まった曲を速攻でピアノ演奏するという荒技。
彼女は、普段からそういったことに答えていたから、
できたのだと思います。
ただ弾いただけではありません。
ど素人のぼくが歌うテンポに合わせて弾くのです。

さらに僕は歌詞を知りません。
プロンプター係が、歌詞を調べて、秒で反映させたので歌えたわけです。

イベントのための準備ではなく、
MAMEHICOでの日々の取り組みが準備となり、
アドリブを成立させているのです。

さて「日々の準備」とはなんでしょうか。
「関わり続けること」だと思います。
できなくてもそこに居て何かをする。
「何か」が準備の積み重ねになる。

打ち上げの時、初出演の子が言いました。

「まだ言いたいことがある。そう思って夜の公演にのぞみました。」

舞台に上がる上で一番大事なのは、それだと感じました。
言いたいことがない人の表現は人に伝わりません。
伝わる中身がないからです。

前回の面白可笑ひこで、舞台上に上げられ何も話せなかった子が、
1ヶ月後に舞台上で「伝えたいこと」を表現している。
彼女は急速に準備を重ね、成長していたのです。

次回銀座は6月17日(土)、神戸は6月24日(土)です。
ぜひ一度来てください。
きっとみなさんの「準備」になるはずです。

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