銀座日曜会ディシプリン

❶日曜会は会員の誰であろうと以下の規律を守れない場合、主宰である山田、井川、奥野の判断により、先ずは警告のイエローカードの提示をして、態度、発言などの改善を求めます。それでも改善が見られない場合はレッドカードの提示をして、強制退会の処置を課します。レッドカードでの退会においてはそれがどんな場合であれ会費の返還は致しません。互いに同じ規律を守ることで、みんなが居心地の良い場を創っていきましょう。


❷日曜会で話すことは原則、オフレコでお願いします。SNS、ブログ、5ちゃんねる、または創作物などで使うことも原則禁止とします。もし他の場で話す時や、創作物等でそのネタを使う時は、「その話題の話者の許可を得ること」を必ず守ってください。話者に無断で外部に漏れることが発覚すれば、話者と協議の上、被害の程度によっては漏らした人物は強制退会とします。それを防ぐためにも、話者もまた内部秘匿の内容を話す時は自分から「オフレコで」等の枕詞を付けてから話すよう心がけてください。この秘密主義を守ることで互いの信頼を養い、他では話せない深度の話を共有できる場を創っていきましょう。


❸日曜会は年齢、出自、家族構成、宗教、ポリシーなど、さまざまな人が集まっています。時にはデリケートなことで誰かを不用意に傷つけたり、傷つけられたりすることもあるでしょうが、その度に感情的になるのではなく、冷静に謝ったり、発言の訂正を求めて、互いを分かり合おうとする態度で接してください。もちろん会員同士だけでなく、主宰のやり方や発言、態度等に不快な思いを感じたり、疑問や改善してほしいところがあれば、遠慮なく直接意見をください。この規律に関しても同様です。合理的に必要のない規律があれば、また新たな規律が必要と感じたなら相談してください。日曜会ではどんなことであれ感情を押し殺して耐え忍ぶのではなく、時にはぶつかり合うことを怖れずに、感情を冷静に言語化してより有機的に理解し合い、高め合える場を創っていきましょう。


❹日曜会は原則自由な場であり、できる限り言論の自由を保障していきます。その上で日曜会は話をする場であり、話を聞く場でもあります。自分の意見を押し付けるばかりではなく、人の意見や思いを聞くことも同じように大切にしてください。それを守れずひたすら自分の話ばかりすることや、過度に下品で過激な発言、意図的に誰かの家族や友人、職業、信心、ポリシーなどを愚弄するようなことがあれば、主宰の判断でイエローカードを提示し、改善が見られない場合はレッドカードを提示して強制退会とします。表現の自由、言論の自由を勘違いせずに、闊達な場を創っていきましょう。


❺日曜会はビジネスではありません。幅広い年齢や立場を持つ人、様々な業種の現場にいる人たちと継続的に交流することで、蛸壺化した文化の枠を越えて、価値観の多様性や精神の豊かさを広げ、深めていくための「遊び場」です。だからこそクリエイターの方や営業の方も参加しているとは思いますが、自身の作品や商品を勧める場合は、節度を持ってお願いします。特定の宗教の勧誘や商品、商材の販売などを強制するようなことは禁じます。それはプライベートでの交流も同じです。被害者が出たり、悪質な勧誘活動が発覚した場合は問答無用で強制退会とします。互いに良識と節度を持って、誰もがwin-winな場を創っていきましょう。


❻日曜会は毎週の「茶会」と月ごとの「集会」の二本柱で交流していきますが、それ以外の場で有志で集まることは大いに結構です。プライベートで仲良くなるのも恋愛関係に進むのも基本的にかまいません。しかし、その際の会員同士のトラブルや感情的対立を、日曜会に持ち込むのはやめてください。会員同士がプライベートで何があっても、主宰は仲裁や介入はしません。当事者同士で解決してもらうことが困難な場合、脱会は可能ですが会費の返還には応じることはできません。それでも、当事者同士に感情のもつれ等があったとしても、日曜会に参加し続ける場合は、周りの人は過度な詮索や介入はせず、関係が落ち着くことを見守りましょう。誰に何があっても日曜会に参加する限り孤立はさせないような、暖かい場を創っていきましょう。


❼日曜会は主宰の3人が場を用意し、ある程度リードはするものの、基本的にみんなで創っていくものです。日曜会に参加し話を聞いているだけで何かすごいアイデアやメソッドを得られるようなセミナーや塾ではありません。会員全員で創っていくためには皆さん一人一人の積極性と、場をよりおもしろく豊かにしたいという遊び心とホスピタリティが必要です。だからこそ日曜会で思いついたことや、やってみたいことはぜひ提案してください。それをみんなで吟味してできることできる限りは実行していきたいと思っています。かと言って全員が全員、超積極的に発言や意見をしなければならない、というものでもありません。矛盾に聞こえるかもしれませんが、それぞれの個性や性格に合った参加の仕方で構いません。誰かの気持ちの言語化をサポートしたり、発言が少ない人の聞き役に回ったり、混乱する場を整理するためレジュメを担当したりと、その時その場の雰囲気も含めて、自分に合った様々な参加の仕方をしてくれれば大丈夫です。全員違う生まれと育ちがあり、全員違う立場や経験を持つその多様性を、そのままこの会の力にできるような賑やかなグルーヴを創っていきましょう。