『御影 且座喫茶』

【趣旨】

MAMEHICOは、なんとなくという言葉を大切にしています。

御影にカフェを出店することになった理由も、明確にあるわけではありません。
なんとなく。
六甲山が迫り、白く高い雲の頭が見え、大きな池の水は蝉の声で揺れている。

森の風、湧き水は足元を真っ直ぐに海へと自転車のごとく走ってゆく。
なんとなく導かれたように御影にMAMEHICOを出そうと決めたのは、
去年の夏のはじめの頃です。

ここに暮らすヒトたちの息遣いが聞こえるこの場所に、
誰でも入りやすいカフェを作る。

メニューは少なくとも、気持ちよく淹れたお茶があり、
忙しい今の人々の句読点を打つ居場所にする。
簡素で、美しく、季節によって変化していく花を活ける。
そんなカフェを創りたいなとはじめ、いま同志を募っています。

「人間は常に自分を探し求めている。
自分の一部を他人の内に発見した時、
これを同志といって歓ぶ。
即ちお茶は、いまを生きる人、いまは亡き人たちと、
この同志的結合を歓び合うものなのだ」

著書の中でこう書かれたのは、阪急を創られた小林一三さんです。
本の中にこの言葉を見つけたとき、御影に惹かれた理由がわかった気がします。
なんとなくの理由。
こちらから声をかけています。
なんとなく集まって、みなさんでお茶を囲みましょう。
「且座喫茶 まあ坐ってお茶をおあがりください」
禅の言葉です。

【開催日】

10/22(日) 13:00〜

【参加費】

一回、1,500円。
ケーキと珈琲がついています。

MAMEHICOメンバー以外の方も参加できます。

【且座喫茶】

季節のケーキやお茶を飲みながら、各自、自己紹介をしてもらいます。

【場所】

MAMEHICO神戸・御影

兵庫県神戸市東灘区御影山手1丁目2−10 御影ガーデンシティ 1F
TEL:078-940-2970
火曜水曜定休日 9:00~20:00

【進行役】

MAMEHICO代表 井川 啓央(いかわ よしひろ)

1973 年札幌生まれ。日大芸術学部中退。株式会社セレンディピティ代表取締役社長。2005 年 7 月「カフエ マメヒコ」を三軒茶屋に開店。2008 年、影山知明氏の依頼にて、西国分寺に「クルミドコーヒー」を開店。2017 年より、シャンソニエ、エトワール★ヨシノとして、作詞、作曲を精力的に行う、2021年からは、連続ドラマ「ノッテビアンカ」を、脚本、撮影や録音、演出、監督、編集まで総合的に手掛け、自身のYouTubeチャンネルにて配信中。2022年「MAMEHICO東京・銀座」、「MAMEHICO神戸・御影」それぞれ開店。https://ikawayoshihiro.com/