大切にしている10のこと。

大切に、
してること。

「カフエマメヒコ」が大切にしてきたこと。 それは、常に本物の素材を使うこと、心地よい空間を保つこと、変化し続けること。

いつでも、面白おかしくやること。 この信条のもと、今まで私たちはカフエ マメヒコとして続けてきました。

MAMEHICOの信条と理念

1.一緒に食べる

一人で食事をすることが当たり前になっている現代社会。しかし、私たちは友達や家族と一緒に食べることの大切さを忘れているのではないでしょうか?食事は単に満腹感を得るための行為ではありません。家族や友人との会話を通じて、距離を縮めることができます。会話を楽しみながら食べることで、食事の満足感も向上します。ぜひ、忙しい日常の中でも時間を作って、大切な人たちと一緒に食べる機会を大切にしたいものです。MAMEHICOではその機会をことあるごとに作っています。

2.手間暇をいとわない

私たちは日常的に時間をお金と引き換えにしていますが、それは本当に正しいのでしょうか?日常生活の中で、手間を省くために手抜きをすることはよくありますが、手を抜くことで大切なものが損なわれていることは多いものです。MAMEHICOは、店内の掃除、店内に置かれている家具、左官の壁、珈琲を一杯ずつ抽出する、白玉団子をひとつずつ茹でる。そうした手間暇をかけることで得られる喜びや価値を大切にしています。

3.自分に関心を持て

私たちは忙しさに埋もれて、自分に関心を持つことを忘れるとどうなるでしょうか。自分の感情や気持ちを抑えたりないがしろにしたりします。すると、無意識にとても自分自身を傷つけます。そんなヒトが面白可笑しいMAMEHICOのイベントに参加すると、自分自身に関心を持つようになって、急に明るくなったり、積極的になるヒトがいます。

4.素直であろう

カフェには色んなヒトが集まってきます。様々な目的で集まってきているヒトたちと仲の良いコミュニティを作るとき何が大切でしょうか。それは「素直であること」です。やりたいことはやってみる。わからなければ、聞いてみる。そんな素直さを持ってヒトと接していると、結果として良いコミュニティが作れます。

5.長い目で視て考える

私たちはつい目先の利益に一喜一憂しがちです。しかし目先だけで判断していては、未来につながりにくいのではないでしょうか。MAMEHICOは、目先の利益よりも、先々のことを考えて新しい時代に向けたカフェ作りを進めています。そのひとつがMAMEHICOに集まるヒトたち一人ひとりに「役割」を与えて活躍してもらう仕組みです。

6.過剰こそが救う

「樹木は無数の芽を生み出し、根や枝を広げることで豊富な養分を吸収しますが、それを使うことも享受することもない。一方、動物たちはこの『過剰な養分』を活動に使用し、生命を維持している。 この自然界の『過剰な養分』が生命の存続において必要不可欠なのだ」。これはドイツの詩人、シラーの言葉です。この言葉を借りれば、過剰であること、エネルギーが満ちていることが誰かの助けになるということです。MAMEHICOは過剰なエネルギーに満ちた場でありたいと考えています。

7.干渉するけど監視しない

他人との関わりを避け、親密な関係を求めようとしない人々が増えているとニュースが報じています。例えばそんな他人を避けていたようなヒトが、とあるイベントをきっかけにすこしずつ他人と親密な関係を築いていく変化を見てきました。一方でジョージ・オーウェルの『1984年』のディストピア的な監視社会へ向かっているのではないかという危惧があります。MAMEHICOでは「干渉」はするけど「監視」しないことをメンバーに心がけています。

8.雑を大切に

今日、社会を取り巻く課題は、ますます複雑化しています。単一の専門分野だけでは対応が難しくなり、情報の集約や異なる分野の知識の組み合わせが求められていると聞きます。その点、カフェにはまったく異なった分野の人達がお茶を通して交流し、様々な「雑談」をします。違った視点が組み合わさることで、新しい課題への解決が生まれる可能性があります。「雑多」「雑談」「雑学」、、、「雑」はカフェの得意なところです。

9.とにかく行動を

「行動だけが現実を変える」という言葉があります。MAMEHICOは小さなカフェなので、すぐに思いついたら行動に移し、うまく行ったら可能な限り続ける。そのことを大切にしてきました。不安定な時代だからこそ他人とのつながりでしか新しい扉は開けません。たとえば引っ込み思案なヒトが、MAMEHICOのイベントのお手伝いをしてくれ、ヒトの役に立つ体験をし大きく性格が変わったことがありました。まずはとにかく、行動です。

10.ブリコラージュする

ブリコラージュとはフランス語で、あり合わせのものでなんとか間に合わせるという意味です。冷蔵庫の中の材料でパパっとチャーハンを作るというようなことでしょう。その反対はエンジニアリング。緻密な計画を立てて、その通りに進めることです。今のような予期せぬ時代に必要なのは、緻密な計画よりも、信頼ある仲間で、ブリコラージュすることではないでしょうか。MAMEHICOは、ブリコラージュが実現する「たまり場」になるよう努めています。